親世代夢番外(シリウス)
大声がして外を見てみれば、あいつらがいた。
スネイプに大絶叫していたが、こっちに気づくと顔を青くしてジェームズとリリーを見つめている。
「よぅ。お前こんな所で何やってるんだ?また女にかば
ってもらうつも・・・??ブフォ」
「あぁぁぁ。蚊が止まってるぅぅぅぅぅ」
不意打ちでものすごい勢いで体当たりされ、思わずよろけてしまう。
「なっ・・・・」
なんなんだ!まったく。
体当たりした張本人はすまなそうな顔をしているが、そんな顔するなら最初からやるんじゃねーよ!!!
おもわず睨み付けた。
すると、体当たりした勢いのま
ま、ジェームズとリリーの間を通り抜け、
「リリー。こんなに近くに居たなんて、もうこれは
運め・・・!!!」
そしてそのままよろめきながらも、ジェームズの進行
を邪魔し、今度こそ確りとリリーとスネイプの手を
握りしめて、すぐそこのコンパートメントへと駆け込んでいった。
そして、ドアをきっちりがっちり閉めてしまった。
またか!?
またなのか!?
隣のジェームズは・・・・。
はぁぁぁ。
またもや恋にくるったジェームズと2人で取り残され思わずため息がでた。
